「話すのが苦手…」
「口下手なりの話し方を学びたい…」
今回紹介する本は、このような方におすすめの書籍となっています。
今回のページでは「博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方」という本の内容を要約しながらレビューしていきます。
博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方【要約・レビュー】

ではさっそく「博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方」と言う本について紹介していきましょう。
今回は本の内容を3つに要約しながらレビューしていきます。
要約❶:「口数」は少なくてもいい…
まず、“博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方”という本では、
⇒「口数が少なくても、信頼される話し方はできる!」ということを学べます。
「あんな風に、スラスラ話せたらなぁ…」
流暢に話す人を見て、このように思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
だから、自分も流暢に話せるようになりたいと。。
ですが、そもそも元来口下手な方が流暢に話そうすることは本当に必要でしょうか。
著者の“ひきたよしあき(スピーチライター)”さんは、それよりも「口下手なりの伝わる話し方」を身につけるほうが“個性を発揮しやすい”と言っています。
実際、人前で話す機会の多い経営者・政治家なども口下手な人は意外といるようで、そういったな方々は“口下手という個性を活かした話し方”を学んできたようです。
なので、「自分は口数が多いタイプではない…」と自覚しているのなら、流暢に話すことを目指すより、寡黙なりの話し方を学んでみると“自分なりの話術”が見つかるかもしれません( ..)φ
要約❷:「ウケを狙う」必要はない…
また、“博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方”という本では、
⇒「ウケを狙う必要はない」というポイントも紹介されています。
「話がうまい」を目指す場合、どうしても「相手を笑わせる」という話し方を意識してしまいますよね。
ですが、著者“ひきたよしあき”さんは、“無理に笑わせようとする”行為はNGだと忠告しています。
というのも、“ウケる”という現象は仲間内でしかほぼ起こらない現象だからです。

「ウケる」というのは、相手がこちらの事情や素性をよく知っている時にしか起こらない現象です。
初対面で、海のものとも山のものともつかない人の話に、みんなが笑ってくれるなんて奇跡はまず起きないと思ってください。
ただ、コミュニケーションの中で“笑い”は、とても重要な要素だとも語っており、
本書の中で紹介されているのは、×ウケを狙う×のではなく、○場を和ませる○という話し方。
つまり、芸人などのような腹を抱えさせる笑いではなく、聞いてる人の緊張をほぐす“微笑み”のような笑いということです。
ですので、「笑いをとらなきゃ…」と意識しすぎてた人は、“無理に笑いをとる必要はない”と心掛けると、自分も相手もリラックスして会話ができるようになるでしょう。
要約❸:話す時は「3つの中間地点」を意識すると伝わりやすい…
そして、“博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方”では、
⇒「“3つの中間地点”を意識すると、伝わりやすい話し方ができる」ということが学べます。
(※本書では、この中間地点のことを「マイルストーン」という言い方をしています。)
「口下手な人でも、伝わる話し方はできないか?」
著者“ひきたよしあき”さんは、口下手な経営者・政治家のスピーチライターをやる中で、“口下手でも伝わる話術”を長年研究してきたそうです。
その結果たどり着いたのが、本書で紹介されている「3つのマイルストーン(中間地点)を意識して話す」という方法。
これは、どんな話をする時でも“3つの中間地点を作って、話を進める”ことで伝わりやすい話し方ができる!というものです。

つまづいたり、横道にそれたりせず、首尾一貫とした伝わる話ができるようになる。
しかも、相手の共感や納得、時には感動までも作り出すことができる。
それぞれのシチュエーションに合わせた3つのマイルストーンを用意しておくことで、あなたの話は口下手なままでも劇的に伝わるようになるんです。
マイルストーンを意識しながら話すと、話が伝わるようになるだけでなく、自分を客観視できるようになり、人前に出ても緊張しにくくなります。
例えば、「スピーチ」をする時には、
「共有→秘話→感動」
といった流れにそって話を進めることで、聴衆を魅了するスピーチができるようになります。
(※本の中では「具体例」を挙げて、使い方がわかりやすく紹介されています。)
本書「博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方」では、
スピーチ以外にも、「報告」「反論」「広告」「面接」「相談」「お詫び」「弁解」…など、さまざまなシチュエーションで使える話法が解説されています。
博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方【感想・評価】

ここまで「博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方」という本を要約しながらレビューしてきましたが、今回紹介した内容は、この本で学べるほんの一部です。
特に、この本の肝である「3つのマイルストーン(中間地点)を意識した話し方」は、具体例を読みながら学ばないとわかりにくいと思うので、気になった方はぜひ本書を手に取ってみることをおすすめします(^^)
また、今回紹介した本は、Amazonの「Audible(オーディブル)」であれば無料で聴くこともできました。
もし興味がある方は、ぜひ以下のボタンから詳細をチェックしてみてください( ..)φ
Audible(オーディブル)
寡黙を恐れる必要はありません。
ーーついお喋りになってしまうのは、自信のなさの裏返し。自信がないから余計な言葉でそれを覆い隠そうとしてしまうわけです。